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thoracic duct

胸管
名詞
複数形: thoracic ducts

thoracic ductは、解剖学的に人体で最大のリンパ管を指す専門用語です。下半身および左半身から集まったリンパ液を、最終的に左鎖骨下静脈へと戻すという極めて重要な役割を担っています。医学的な文脈で用いられるため、日常会話で使われることはほとんどありませんが、外科手術やリンパ系の疾患に関する記述において不可欠な用語です。

臨床的な重要性とリスク

医療現場において、特に胸部や腹部の手術を行う際、thoracic ductの損傷は重大な合併症につながる可能性があります。もしこの管が切断または損傷すると、リンパ液が体腔内に漏れ出し、乳糜胸(にゅうびきょう)と呼ばれる状態を引き起こします。そのため、外科医は手術中にこの管の位置を正確に把握し、損傷を避けることに細心の注意を払います。

リンパ系における位置付け

リンパ系には多くの管が存在しますが、thoracic ductはそれらの中の最終的な合流地点のような役割を果たしています。他の小さなリンパ管が網の目のように全身に広がっているのに対し、thoracic ductは一本の太い幹線道路のように機能し、効率的に液体を静脈系へと回収します。これにより、体液のバランスが維持され、免疫機能が適切に働く仕組みになっています。

意味

名詞胸管

人体で最大のリンパ管であり、下半身の大部分のリンパ液を集めて左鎖骨下静脈に流し込むこと

The surgeon carefully avoided damaging the thoracic duct during the procedure.

外科医は手術中、胸管を損傷しないよう細心の注意を払った。

関連語

Last Updated: May 2026Report an Error